iPhone13 予約・在庫ログ

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「iPhone8」量産時期は10〜11月ごろに延期か?発売は11月移行になるかも

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iPhone誕生10周年記念モデルとして今年発売予定の次期「iPhone8」プレミアムモデルが入手可能になるのはどんなに早くても10〜11月以降になるだけでなく、出荷台数制限などによって一般のユーザーは年内には手に入らない可能性も…。

iPhone8の本格製造開始は10月以降になる?

Apple関連情報の正確さで定評のあるKGI証券のMing-Chi Kuo氏は24日に発表した投資家向けのレポート内で、「iPhone8」が量産体制に入るのは従来の8〜9月頃から10〜11月頃にずれ込むと伝えています。

この原因については、「iPhone8」の有機EL(OLED)ディスプレイや高精度の顔認証を求められる3Dセンサー、そのほかにも3D Touchモジュールや10nmプロセスで製造されるA11プロセッサといった新技術の導入によって製造プロセスが複雑化しているためであると分析しています。

これまでも「iPhone8」の発売時期についてBarclaysのアナリストらなど複数の情報提供者たちが「9月に発売するものの入荷は年末になる」と予測していました。

しかし、今回のMing-Chi Kuo氏の予測によれば、入荷はさらに先になる可能性が高いだけでなく、有機ELディスプレイの生産量がボトルネックとなり発売後もしばらくは出荷台数が制限されるため在庫不足状態が続くとのこと。

iPhone7sシリーズは例年通り

同時期に発売が噂されている現行iPhoneのアップデートモデルである「iPhone7s」と「iPhone7s Plus」については、例年通り9月頃に発売開始される見通しです。

そのため、おそらく例年通りの9月頭に発表イベントが開催されると思われます。

Appleが抱える新型iPhoneに関するリスク

Appleが今年発売の新型iPhoneに関して抱えるリスクとしては、次期「iPhone8」の本格的な量産開始時期が遅れることに加え、Samsung、Huawei、OPPO、VivoやXiaomiといった主要スマートフォンメーカーが、「iPhone8」と同様に全面ディスプレイデザインを導入することも挙げてられています。

また、現行iPhoneの性能アップデートモデルとなる「iPhone7s」や「iPhone7s Plus」は従来モデル同様の液晶ディスプレイとなっており、外観デザインにもさほど変更点がないことから、ハイエンドモデルを求めるユーザーたちの関心を引きつけることができずに販売が伸び悩むリスクがあるとMing Chi Kuo氏は指摘しています。

2017年のiPhone予測出荷台数はどうなる?

Ming-Chi Kuo氏は、次期「iPhone8」は発売後しばらく起こる極度の在庫不足状態によって販売のピークである発売直後の時期の売上を逃すことになると指摘しています。

そのため、Ming-Chi Kuo氏は2017年通年のiPhoneシリーズ出荷台数予測を当初の予測であった1億〜1億1,000万台から、「最も慎重な見通し」として、8,000万台から9,000万台程度に15〜20%ほど引き下げました。

Ming-Chi Kuo氏はこの予測について、「最も慎重な見通しが現実に起こりそうだ」とコメントしていることからも、「iPhone8」を私たちが手にするのはまだまだ先になる可能性が高いことがうかがえます…。

Source:MacRumors , 9To5Mac
(yorimorishima)

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