iPhone13 予約・在庫ログ

2021年はiPhone13 Proを予約します!2007年の初代iPhoneから、毎年新型iPhoneを予約してしまうiPhoneコレクターの記録

「iPhoneX」「iPhone8/Plus」iPhone全体でのシェア率は2014年以来最低という結果に

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人気や売上に関してポジティブな情報が伝えられていた「iPhoneX」ですが、「iPhone8/Plus」を含めた3機種のシェア率は、2014年の「iPhone6/Plus」以来最低な数字を記録しているという驚くべき情報が公表されました。

「iPhoneX」「iPhone8/Plus」の売上はそこまで?

The Wall Street Journalによって公開された情報によると、2017年に販売された新機種である「iPhoneX」「iPhone8/Plus」は3機種の販売台数を全て合計しても、そのシェア率がわずか69%にしか満たないとのことです。

Consumer Intelligence Research Partonersが記録した統計が以下のような結果となっています。

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こちらの表からもわかるように、iPhoneシリーズ全体の中でも「iPhoneX」のシェア率はわずか30%であり、「iPhone8/Plus」の2モデルのシェア率は39%という結果になっています。

2017年に販売されたこの3モデルのシェア率は合計69%となり、2015年に販売された「iPhone6s/Plus」のシェア率が71%、2016年に販売された「iPhone7/Plus」のシェア率が73%となっているため、「iPhoneX」「iPhone8/Plus」のシェア率は2014年からの統計では最も低いという結果になりました。

こういった結果になった原因としては「iPhoneX」の価格が高いという点や、予約直後入手が困難だったため、未だに人気の高いiPhone7を使い続けているユーザーが多かったという点などが挙げられています。

中国では「iPhoneX」の購入意欲が高い?

“シェア率が低い”という点は、ネガティブなニュースにも聞こえますが、「iPhoneX」に対してそこまでの悲観的な情報ではありません。

実際、「iPhoneX」の売れ行き事態は好調であり、発売日の週末時点で既にiPhoneシリーズ全体の0.93%のシェア率を誇るといった勢いを見せています。

「iPhoneX」に関しては、2018年初頭に値下げされるという噂や購入時期が噛み合わないなどといったことを受けてか、まだ購入に踏み切れていない潜在的なユーザーも多いと考えられています。

特に、「iPhoneX」は中国にて強い注目を浴びており、RBC Capital MarketsのアナリストAmit Daryanani氏が行った調査によれば、中国で”iPhoneXを購入することに興味がある”と答えた方は、回答者の中でなんと62%にも及んだそうです。

Appleは2018年第1四半期(1月〜3月)の「iPhoneX」の販売予測を引き下げたという情報もありますが、「iPhoneX」が急に売れなくなるという可能性は低く、その勢いはしばらく続くものと見られています。

シェア率は低くても売上は好調?

また、iPhoneシリーズ全体で「iPhoneX」のシェア率は低いパーセンテージに落ち着いたものの、その売上に関しては好調な模様です。

というのも、「iPhoneX」は”10周年プレミアムモデル”として、これまでのiPhoneシリーズより比較的高めに価格設定がされていることがその理由となります。

2016年に販売された「iPhone7」の販売価格は32GBモデルで72,800円、128GBモデルで83,000円ですが、「iPhoneX」は64GBモデルで112,800円、128GBモデルで129,000円とその約30%ほど価格に開きがあります。

そういった点も加味すると、「iPhoneX」という存在は、Appleの売上に貢献していると考えられます。

今後も需要が続くと予想されている「iPhoneX」ですが、他者競合スマートフォンをどこまで抑えてそのシェア率を拡大させられるのか注目が集まります。

[Source:The Wall Street Journal](yorimorishima)

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